関市の刀匠らが、阿蘇神社(熊本県阿蘇市)ゆかりの伝説の名刀「蛍丸(ほたるまる)」の復元に取り組み、完成した大太刀を熊本地震で被災した同神社に奉納した。携わった刀匠の福留裕晃さん(32)=関市神野、刀匠名房幸=は「たくさんの人に興味を持ってもらう結果になり、やってよかった」と充実感をにじませている。

蛍丸の復元に乗り出したのは、関市の同じ刀匠の下で修業した福留さんと興梠宏明さん(35)=大分県竹田市、刀匠名房興。「関市周辺の職人の手で復元奉納し、現代版蛍丸伝説をつくりたい」と、インターネットのクラウドファンディングで二〇一五年十一月から出資を募った。目標額を八倍以上上回る四千五百十二万円が集まり、これを元手に昨年二月から作業が始まった。

二人はそれぞれ準備を進め、昨年夏からは興梠さんの工房で共同で作業した。興梠さんは昨年四月の熊本地震直後、余震が続いて仕事がままならない時もあったが、工房には目立った被害がなかったためプロジェクトを続行。蛍丸の刀身を墨で写し取った押し形などを参考資料に、本物に近づけた写し(模写)を制作し、納得のいく大太刀を今年四月に作り上げた。

刀匠の工程が終わると、大太刀は岐阜県内へ。七宗町の研師各務弦太さん(28)が研ぎを、関市の鞘(さや)師森隆浩さん(42)がホオノキの白さや制作を、同市の白銀師平田実さん(48)がはばきの制作を担当。六月上旬にようやく完成したという。

六月十七日に阿蘇神社の仮拝殿で行われた奉納には、大勢の女性ファンを含む千五百人が訪れた。福留さんは「地震直後はどうなるかと思ったが、区切りの日を何とか迎えられてほっとした」と心境を語った。

蛍丸が呼び水になって参拝者が増えたという同神社からも「復興の助けになった」と喜びの声が上がっている。福留さんらは奉納しなかった別の大太刀を九月下旬に関鍛冶伝承館(関市)に寄贈する予定で、十月の「刃物まつり」に合わせた特別企画展で公開される。

ソース/中日新聞社
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20170703/CK2017070302000030.html

コメント一覧
2なら伝説の名刀になる
オレの股間も復元されそうです!
>>3
小柄にも名品は多い
孫六が一振り家にある
>>3
迷刀にんにん丸とな
闇の刀匠かっけーと思ったら、関だったorz
関市って刃物以外無いの?
刀剣の鉄人 - 日本刀 4/4
https://youtu.be/quHrNwSLlwA
闇市って読んじゃったよ…